イーロンマスクのインタビューもあったけど、前々より進めている起業家のメンタルヘルスケアプログラム、少しずつですが前に進めています。丁寧に、かつVC同士協調しながら、ダイナミックにやっていきたい。起業家でもある僕が、投資先の起業家のしんどい気持ちを汲んであげられる部分でもあると信じて。
起業家のメンタルヘルス問題が、企業のリタイアの大半を占めると思うんですよね。もちろん心が折れてしまった起業家に「もっと頑張れ」なんて言うつもりは無い。ただ、心が折れる前に、ちょっとしんどそうだな、というタイミングから、ちゃんとケア出来ればまた違う結果になったのでは、という事も多い。
「起業家は強くなければならない」という外部のプレッシャーや起業家自身の思い込みも含め、それが起業家の心を追い込んでると思う。もちろん起業なんてハードシングスの連続だから、タフであることに越したことは無い。それでも心が弱った時に相談できる人がいるのといないのでは企業の生存率は大きく変わるのでは無いか。
まだまだだけど僕自身少しずつ臨床心理やカウンセリングの勉強を始めて、やはり”傾聴”こそが大事だなと感じる。自らの経験をもとに「これが正解だよ」なんてことを押し付けることなんてしたくない。とにかく傾聴して、コーチングをして、起業家自身が自ら答えを見つけられるようなプログラムを作りたい。