オンラインカウンセリングcotree櫻本さんのある日のツイート。
「社会を変える」という言葉に違和感があるのは、それが学生運動のような「既存の権力に立ち向かい、闘い、破壊する」というニュアンスを含むから。
私たちは、社会を変えようとしているのではなく、私たちのまわりに小さな社会を「つくって」いるのだと思う。だから、別に誰とも闘う必要がない。— 櫻本真理 | takk!/cotree/U2plus (@marisakura) 2018年7月22日
僕も同感で、意識的に「変える」「破壊する」という言葉は使わないようにしています。かわりに「アップデートする」をよく使います。オールユアーズの木村さんは「溶かす」と言うそう。こちらも良いね。
「変える・破壊する」という言葉を使う時、必ず反対側に、「変えられる側・破壊される側」が存在するのですよね。そちらで生きている人や生きて行かざるを得ない人たちを想像すること。それを忘れてしまった時、優しくない世界になってしまう。
僕らの住む世界はレイヤーのように層になっているし、歴史は円を描きながらも何度も何度も近いところを通る。だったら既存の世界や過去を否定したり破壊したり回帰するのではなく、新しいレイヤーをつくるように、螺旋状に、上へ上へとアップデートを重ねていきたい。「やさしい革命」ってそういうこと。