来た道行く道

定期的にネットで議論になるが、電車の中の子供の泣き声や公共の場でのベビーカー問題。確かに子供の泣き声というものは大人が不快に思うように出来ているから、イライラする人もいるだろう。公共の場でベビーカーは迷惑だ、ベビーカーは親が楽したいだけの甘えだ、なんて考え方をする人もいるようだ。だけどその考え方が、結局自分自身の属する社会をギスギスした息の詰まるものにしてしまってると思うよ、僕は。僕たちだって赤ん坊の時に他人に迷惑をかけたのだから、今その迷惑を受け入れたらいいんじゃないかなあ。

子供を育てた経験の有無は問題じゃないんだよ。誰が言ったか知らないが、「子供怒るないつか来た道、年寄り笑うないつか行く道」なんて言葉があるように、僕らだってかつては子供で、周囲に迷惑をかけながら大きくなってきた訳でしょ。だったらそのかけた迷惑を、大人になって寛容になればいいだけの話。人間なんて生きてるだけで他人に迷惑をかけるんだからさ。その分、他人の迷惑を許せばいい。… READ MORE

感情の相対化

もう一人の自分が頭の上から見下ろしてるイメージで、「おっと家入が今カチンとした!」「家入悲しんでます」「家入緊張して手が震えてるー!」なんて、自分自身の感情を脳内で実況中継すると、たちまち主観や状況を相対化でき、冷静になれて良いですよ。特に感情に振り回されてしまう人にはおすすめ。

中学時代に引きこもりになって、笑い方を忘れてしまった頃から、そうやって脳内で自分自身を実況中継をする癖がついてしまったよ。

怒りや悲しみといった感情の発露は、相手もまたそれに反応するという事を考えてもコストがとても高い。もちろんそれをぶつけなきゃいけない局面もあるが、ネガティブな感情は基本的に自分の中で相対化し昇華してしまった方がコストが低い。それは争いをうまない、優しい対応にもなり得る。… READ MORE

優しい風

常に空っぽでありたい。夢も信念も努力もプライドもいらない。ただ疲れるだけの見栄もいらない。愛すれば別れがあり、信頼するから裏切られ、求めても得られない。希望を持つから絶望する。怒ったり泣いたりも、まあ疲れる。ただ、風になりたい。風に、風に、なりたい。ででんでんでんででんでっでっ

生きてれば疲れることだらけだ。時に嘲笑われ、いじめられ、怒ればより面倒な事になり、助けを求めるも助からず、愛する人とは別れ、老いには逆らえず、希望を持っても待ってるのは絶望。まさに四苦八苦。空っぽになっていいんだよ。疲れると人は死にます。空っぽになって、風になればいい。風に(ry

もうみんな疲れることはしなくていいんじゃないかなあ。立ち向かうことも、認められたくて努力することも、かっこつけることも、文句言われながらもやることも、全部疲れる。誰も癒してくれない社会の中で、せめて自分には優しく。自分に優しく、他人にも優しく。優しくするのは疲れないよ。優しい風になろう。… READ MORE

防衛本能

家入は「逃げろ」と言うが、俺たちに逃げ場なんて何処にも無い、という声を聞くことも多い。僕らは僕らで居場所を作っているけど、居場所や逃げ場の少なさは今の社会の問題の一つだと思う。リアルでもネットでも緩く繋がりを作っていけばそこが居場所になってくこともある。自立とは一人で生きてくことじゃなく、頼れる人をたくさん作ること。

弱い小動物は群れて寄り添いあいながら生き、強い動物を前にした時は全力で逃げるでしょ。動物は知っている。群れること、逃げることは恥ずかしい事じゃない、立派な防衛本能なんだよね。立ち向かうことが美徳だと、誰が決めたんだろうね。… READ MORE

おめでとう詐欺

オレオレ詐欺の被害者が詐欺に気づいた時にまず思うのが「事故に合ったのが孫じゃなくて良かった」らしい。だったらいっそのこと詐欺師は「おめでとうございます!実は孫じゃありませんでした!一割をキャッシュバックしますので、お孫さんに何か買ってあげてください!」と電話したらいいと思う。… READ MORE

クレメンティア

いま急成長中のgumi国光氏はマジで面白い。時代の文脈を的確に捉え、ちゃんと語れる、稀有な経営者だと思う。彼のグローバルマッチョ的な生き方、僕のある種ノマド的な生き方・活動は、一見相反する様に見えるが、実はどちらも「大きな物語」が終わってしまった日本における、新しい自己実現の形なのだ。

国光氏が経営者として大事にしているのは、カエサルにおけるクレメンティア(寛容)である。カエサルは「自分自信に忠実であるために、他者にも寛容であれ」と言い、いつかまた敵になるであろう敗戦国の兵士を捕虜や奴隷にすることは無かった。「寛容」これはこれからの時代のキーワードでもあると思う。… READ MORE

目を背ける

僕らはいつだって死から目を背けて張りぼての希望にしがみついて生きている。イルミネーションやラブソングはキラキラ輝いて死の気配を見えなくするが、死の気配なんてものはいつだって僕らの側にある。死と対峙することから見えてくる生があるはずだ。光は闇を消し去るが闇からは光が良く見える様に。… READ MORE

カツオ?

カツオ?怒りや妬みといった負の感情はどんどん周囲に感染していくものよ。怒られても、悪口を言われても、馬鹿にされても、「ま、いっか!」と思えるかどうかで感染は止めることが出来るわ。負の感情に負の感情で立ち向かうと、結局その毒でやられるのは自分なのよ…ってこら!待ちなさ〜い!… READ MORE

大ボラ

ティムバートンのビッグフィッシュを観た。ビッグフィッシュとは大ボラ吹きの意らしいのだけど、日本でも同様に「逃した魚は大きい」「話に尾ひれがつく」なんて魚にまつわる言い回しがあるのは面白いなあ。「釣り」もそうか。

大ボラは時としてクリエイティブだ。かつて旧日本軍の財宝を探しているというトレジャーハンターに騙されたことがあるのだけど笑、今でも地球の何処かで穴を掘り続けてるのでは無いかと思っている。僕を魅了し出資をさせた、あの時の話が完全に大ボラだとするなら、それは本当にクリエイティブだった。

まあ現実と妄想の境い目なんて曖昧で、未来が計画通りに行くか、自分や他人の記憶が現実に即しているのか、なんて確認しようも無い以上、”たった今”以外の未来や過去の話は全てホラとも言える。ホラであることを前提として、それを一方的に信じるか信じないか、ただそれだけのことなんだな。… READ MORE

僕らは僕らで

グローバル化、市場の成熟・飽和、少子高齢化、etc…でダメになってく日本の中で、国に依存せず、自ら居場所を作り寄り添って生きて行く。俺らは俺らでやるよ、と。これが新しい幸せの形なんじゃないか。

世の中には多数の網の層があるよね。会社、学校、地域、家族、友人、行政。その全ての網目からスルスルと一番底まで落ちてしまう子たちがいる。僕もそうでした。そんな子たちの居場所はどこにあるんだろう、と。行政に期待してもしようがない。僕らで作るしか無いんだよね。

そんな僕らの居場所作りに必要不可欠なのが、共同生活の場とネット。現代の駆け込み寺(シェアハウス)”リバ邸”を日本中に作りつつ、ネットで場所や従来の関係を飛び越えた、新しい人の繋がりを作ってく。それが弱い子たちの新しい家族の形になり得るんじゃないかな、と。… READ MORE

諦め幸福論

幸せとは満たされることなのだとするならば、ほどよく適当なところで諦めるということもまた必要なのだろう。まあここらでいっか、ってね。もっともっと、と求めるうちは、決して満たされることは無いのだから。

もっと自分だけを見て、もっと自分の話を聞いて、と他者に求める気持ちもまた、いつまでも満たされず不満だけが増長していく。それはやがて依存や束縛を生み、お互いを傷つけるだけの結果で終わるだろう。相手に対し、適当なところで諦め、許し、受け入れる。それが満足するコツだとも言える。

もちろん人間だから、ここには無いものを手に入れたい、見たことない風景を見たい、自分だけを見ていて欲しい、そういった欲する気持ちは無くなることは無いだろう。夢や目標にチャレンジし続ける幸せもあるだろう。だけど、適当なところで諦めることから見えてくる幸せもあるんじゃないか。という話。… READ MORE

フラスコ人生

人生なんてしょせん死ぬまでの実験だよなあ。そう考えれば失敗も恥ずかしい思いも全ておいしいネタになる。失敗も成功も怒りも涙もコンプレックスも辛い過去も全部フラスコにぶっこんでグツグツ煮ちゃえ。生きてる意味なんて、死んだ後にしかわからない。実験実験。… READ MORE

仕組みのハック

国や社会や行政や学校といったレイヤーの網目の隙間から落ちてしまった子たちの居場所を作るのが僕らのやってることなんだよね。別にそれは慈善でも何でもない。ただ、国に頼れない中で、僕らは僕らで勝手にやるよ、と。

別に既存の仕組みを否定するつもりもひっくり返すつもりも無い。ただ、その既存の仕組みをハックする形でアップデートする。働き方を、居場所を、資本主義を、行政を、政治を、宗教を、ハックする。それが僕らのやるべきことなんだよね。… READ MORE

ビール教

宗教の本質とは、理不尽で暴力的な出来事にぶち当たってしまった際に、人知を超越したところに祈り救いを求めることで、自分だけでは解決出来ない問題と折り合いをつけながら生きてくということだろう。要するに僕にとってのビールなのだ。… READ MORE

絶望の国

あらゆる市場が成熟しきってこれから縮小しか無い国、日本。そんな日本に希望があるとすれば、弱者やマイノリティなど他者に優しく、寛容な国になることだろう。

いじめ、就活苦、ブラック、社畜。グローバル化に取り残され、少子高齢化も世界の最先端。地震も原発も未だに抱えたままの、絶望の国、日本。希望があるとするなら、世界中の弱者やマイノリティにとっての希望の国になることなんだと思う。こんな国だから、これからがある意味超面白い。絶望からしか新しいものは生まれないと僕は思っているよ。… READ MORE