All posts filed under “日々

CAMPFIRE忘年会

お酒も入り、楽しそうなみんなの顔を見ていると泣きそうになります。この一年で50名以上増え、100名近くになりました。生きてるといろんなことがあります。これから辛いことがあった時に、『CAMPFIREで働いていてよかったな』と思える場所を作るのが、僕の仕事です。辞めても戻ってきたいと思ってほしい。僕は、みんなのことが大好きです。… READ MORE

生きづらさに世界をあわせる

起業家なんてのは往々にして社会不適合者で、今の社会に無理に自分をあわせて生きづらさを抱えながら生きるよりも、自分のような人間でも生きやすくなる理想の社会をつくるほうが早いしみんなも喜ぶのではないか、と独善的に動く人間たちなのかもな。

僕は起業しようとしている若い子からの投資相談を受けると、事業計画なんかより、どんな生きづらさを抱えているのかを聞く。過去の辛い体験、劣等感、嫉妬など。「そんなの無いです!」みたいな子もいるが(言えないだけかもしれないね)、そんな起業家に僕の投資は必要ないと思っているので他の投資家をつなぐことにしている。

これまで50社近く個人的にスタートアップに出資・支援してきたが、生きづらさを抱えた起業家は何度もピボットしてでも踏ん張り続けるので、生きづらさをしっかりヒアリングする方が結果的に、事業計画を作り込ませたりDDしっかりやるより成功角度は高いんじゃないかって気もする。もちろんシード段階だから出来ることでもあるのだろう。… READ MORE

田原総一朗さんのバースデー

田原総一朗さんの83歳のバースデーでした。毎年こうしてご一緒にお祝いすることが出来て本当に嬉しいです。見識の深さ、そして切れ、日本の宝です。「家入くんはこんな感じだけどなんだかみんな頼りにしちゃうんだよね」なんてありがたいお言葉いただきました。誕生日おめでとうございます!

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映画への恩返し

雑誌Barfout! x CAMPFIRE対談連載、第二回。踊る大捜査線 THE MOVIE、幕が上がる、そして僕の大好きなサマータイムマシン・ブルースなどで有名な本広克行監督と。

音楽業界に続き、映画業界や監督はじめ作り手のためにクラウドファンディングプラットフォームとして何ができるのか、を模索していきたいと思います。思春期に支えてくれて今の僕を作ってくれた音楽や映画への恩返しもこめて。

今の表現やビジネスモデルが最適解だとは全く思ってなくて、その業界に合わせた形を模索し続けるしかないのだと思ってる、正解はない。

ベネッセ創業者福武さんの言葉、「経済は文化の奴隷である」を噛み締めて。… READ MORE

CAMPFIRE6周年パーティ

昨日のCAMPFIRE6周年パーティにお越しいただいた皆様ありがとうございました!せっかく来ていただきましたのにご挨拶できなかったみなさん、また色々と至らなかった点、本当に申し訳ないです。

6周年という日を、こうやってみなさんと、そして仲間たちと迎えることができて本当に嬉しいです。みんなの、人生という物語の中に、キャンプファイヤーという存在が刻まれるということ。そしてその物語の先になにがあるのかを一緒に見つめるということ。

これからも共に歩んでいけたらと思っています。参加してよかった、と思ってもらえる会社を、サービスを目指して頑張ります。みなさんの恩は返さず次の世代に社会に繋げていきます。… READ MORE

CAMPFIRE WAY

CAMPFIRE WAYをつくって自ら社内中に貼りまくってスタッフに嫌がられています。

・ミッション(とるべき行動、果たすべき役割、なすべき貢献、存在理由、共通目的、私たちは何のために存在しているのか)

資金集めを民主化し、お金の偏りを無くし、世界中の誰しもが声をあげられる世の中をつくる

・ビジョン(あるべき姿、実現すべき世界、夢、ゴール、目標、私たちは何をするのか)

優しい革命をおこす

インターネットとはあらゆる権威を解体し民主化するものだと私たちは考えます。私たちはインターネットを通じて、革命を起こし、あらゆるものを個人の手の元に取り戻します。私たちは「CAMPFIRE」を通じて、クラウドファンディングという資金調達の民主化という革命を起こします。… READ MORE

ここのがっこう

昨日講評に参加させていただいた、坂部さん山縣さん主催の 新しいファッションの学校「ここのがっこう」。デザインとは?ファッションとは?と言ったところから、自分のルーツや様々な表現手法を模索していく独特な授業で、外部講師に内田樹さんを招いたりもしている。こう言ったアプローチの、(例えば)起業塾みたいなものはあると良いなとは思う。起業塾って言うとなんか怪しくなってしまうけど…。

「この時代において自分だからこそやる意義があること」は、起業にしろ表現にしろ、常に自らに問い続けるべきことだとは思う。「自分だからこそやる意義があること」以外のことは、極論を言えば、他人に任せておけばいい。… READ MORE

再現性の無いレストラン

バーグハンバーグバーグの下田くんに誘われ、初花一家という紹介制のレストランに連れて行ってもらった。二年先まで予約は埋まってるというこのお店、なにやら厳格なルールがあるらしい。写真・SNSシェア不可、私語厳禁、シェフの話をちゃんと聞くこと…。ううむ、行きたくない。なんだか偉そうだし、なによりすごく怖いじゃないか。下田くんとのご飯は楽しみだが、果たしてそんな状況で楽しめるのか?そんな不安を抱えたまま当日を迎えてしまった。

ドタキャンも考えたが、下田くんを怒らせると血が流れることになるので却下した。緊張からくる吐き気をこらえながらそんなこんなで店へ行った訳だけど、結果から言うと、本当に本当に素晴らしかった。詳しく書くのは避けるが、狭くてお世辞にも綺麗とは言えない店内で繰り広げられる食のエンターテインメント。知識と経験と研究に裏付けられた肉のマジック。なにを言ってるのか自分でもよくわからないが、とにかくそうなのだ。なるほど、そういうのもあるのか(五郎)。”劇場型”とも評されることも多い、とシェフも言っていたが、まさにといった感じであった。… READ MORE

恥の目

Instagramをそれとなく眺めてたら懐かしい顔が出てきて手が止まった。そこに写る彼はリバ邸初期のメンバーで、最近はお互いに連絡を取ることもあまりなくなっていたのだが、久しぶりに写真で見る彼はとてもいい顔をしていた。いや、いい顔になっていた、というか。

いろんな思いを抱えたやつらがリバ邸にやってくる。その中にはたまに、とてもひどく暗い顔をしたやつもいる。強烈な失敗体験やコンプレックスを持ったやつらの、「恥」みたいなものを目に抱えた、その顔が僕は好きだ。弱さ故に社会からはみ出てしまったダメなやつが、僕は好きだ。なぜならその弱さは優しさになり、強さにもなることを知っているから。… READ MORE

高木新平という男

Livertyやリバ邸など、いろんなプロジェクトを共に立ち上げた高木新平と数ヶ月ぶりに飲んだ。近況報告に始まり、最近ハマっていること、良かった本などを教えあう。「最近は哲学史を勉強してるんだよね」「だったらこの人の本いいですよ」やつは一回り近く下のはずなのに何でも知っていて、頭の回転が早く、プロジェクトでは僕が感覚でやることをいつも言語化してくれていた。

ぶつかることも多々あったように思うが、あまり覚えてはいない。しんぺーとは数ヶ月おきにサシで飲む。まあ大体どちらかが病んでる時などに連絡を取り合うのだけど、そういや2年前かな、カウンターしかない本郷の小料理屋で日本酒を飲みながら、しきりに二人で死にたい死にたいと言ってたこともあった。そのあと何かが変わるかもと期待してバーニングマンというアメリカの祭りに行ったのだけど、からっからの砂漠のど真ん中でただただ酒を飲んでは蒸発させるという行為を繰り返しただけで、別に何も変わらなかった。… READ MORE

カンジダ

Mediumの使い方がわからないまま、引き続きVineをやってみた。80000再生ほどされて「これ有名な変顔女子高生を抜いたんじゃないの!?」と一人でテンションが上がったが、全然桁が違った。虚しさだけが残った。虚しさのあまりツイッターの名前とアイコンを肉のハナマサにしてみた。数十分でフォロワーが500減った。そういうもんだと思った。虚しさだけが残った。虚しさのあまり昔作ったtumblerを復活させてみた。自作のプログラムを仕込んでたのがサーバーの仕様で動かなくなってたので、コードを書き直した。動いた。何気なく感動してしまった。虚しくは無かった。

昇る朝日に照らされて部屋を舞う埃を眺めながら、言葉にできないけど、ああ、こういうことだ、と感じた。カンジダ。部屋を掃除しよう、コードを書こう。何処かの誰かに褒めてもらおうと思うから、虚しくなるのだ。サザエbotの中の人が最近出した本の1Pにこう書いてあったのを思い出した。「あなたが多くの人に認められたいのは、多くの人に認められたということを、たった一人の人に認められたいからなのよ」… READ MORE

T君が童貞を捨てる日

僕は未だにMediumの使い方がわからないでいる。ちゃんとした記事を書かなきゃいけないのか?ちゃんとした記事を書けばハートみたいなのがもっと増えるのか?ちゃんとした記事ってなんだ?よくわからない。とりあえず日記を書いてみる。

今日は鶴ちゃんと甚田とT君とお茶をした。主にインターネットとスタートアップ界隈の話で盛り上がったのだが、T君は一人でずっとセックスの話をしていた。どうやらセックスがしたくてしたくてしようが無いらしい。彼は狂うほどセックスをするために、インターネット界で成功したいのだ。彼は童貞の若者なのであるが、その話をぼうっと聞き流しながら、「あぁ、かつての若者がロックスターに憧れた感じに似ているのかな」と感じた。スターのいる場所が変わってきているのかもしれない。… READ MORE

Talentioを運営するHatchが仲間入り!

「スタートアップの再生工房になる」家入氏の新会社キメラがHRサービス開発のハッチを買収 家入氏らのキメラ、競合HRサービス「Talentio」運営のハッチを買収、100%子会社に

株式会社キメラ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:家入一真、以下 当社)は、クラウドHRサービス「Talentio」を展開するハッチ株式会社(本社:東京渋谷区、代表取締役社長:二宮明仁)を買収することで同社と合意し、8月31日に契約を締結致しましたことをご報告致します。これにより、ハッチ株式会社は当社の100%子会社となります。

なお、同件買収に伴い、ハッチ株式会社の代表取締役社長である二宮氏が当社の執行役員に就任する予定です。… READ MORE

「我が逃走」が出版されました

家入本新刊『我が逃走』(平凡社)5/25(月)発売!!

前作『こんな僕でも社長になれた』の後の約10年間を描いた、転落・逃亡・孤立を巡る物語。現在全国書店およびAmazonにてご予約受付中です。

▼Amazon購入はこちらから http://www.amazon.co.jp/dp/4582824773/

装丁は水戸部功さん、写真は新津保建秀さんという素敵なカバーも出来上がりました。発売まであと少し。イベントなども企画して参りますので、どうぞお楽しみに!

<内容>

プロローグ 第1章 こんな僕でも社長になれて 引きこもりから、社長へ/ 順調な成長/幸せな家族との日々/思い出の中の喫茶店/初めてのカフェ/秘書・内山さんとの出会い… READ MORE

LINE@はじめました

LINE@はじめてみましたよ。LINE@とは、イメージ的には芸能人の公式LINEアカウントと同じです。登録して早速、2000人近くのお友達登録をいただきました。

いやーこれは面白い。

例えば、質問を投げた時のみなさんの反応がすごい。返事のスピード・量ともに、ツイッターの比較になりません。プライベートメッセージだから返事しやすいのかな。

個人メディアが浸透していくに連れて、広く薄いコミュニティよりも、ひとりひとりと向き合えるコミュニティに移行(もしくは使い分け)している気がする。最近流行ってる有料サロンなんかもそうかも。でも、有料サロンよりはLINE@くらいが今のところ僕にはちょうどいいなあ。… READ MORE