宗教とファッション

言語が生まれた瞬間に地球と切り離されてしまった人類において「客観」が生まれた、その客観を埋めるのが原始宗教であり、ファッションである、そう考えると宗教とファッションは切り離せない。裏を返せば、宗教もファッションも言語と共に生まれたとも言える。

日本人は無宗教だとも言われるが、僕はそうは思わない。現に、お守りをハサミで切ることは出来ないし、これだけ占いが氾濫してる国も珍しい。人はスピリチュアル(人知を超えたなにか)に拠り所を求める生き物だし、「お天道様が見てる」が日本人の道徳観に繋がっている。

日本=多神教、八百万の神、だからこそ「空気」という絶対神が、学校や会社や社会でその都度生まれる、という説は納得感あるのだけど、異議申立てたい気持ちもある。

何はともあれ、今だからこそ教派や宗派を問わず、宗教に学ぶことはたくさんあると思います。アップデートされた宗教が登場する(もう出てるかもしれない)のは間もなくでしょうね。それは宗教という形をとらないかも知れない。