本を読むという行為

本を読むという行為は、絶対的な知識量を増やすというよりは、自分の知識を相対化するということだと思う。

「いかになにを知るか」では無く、「いかに自分がなにも知らないか、ということを知る」というかね。本を読めば読むほど、いかに自分が何も知らないかを知り、自信を喪失し、むしろ謙虚になっていくもんだ。世界は広い、知らないことだらけだ。

だから「俺は読書家だ、本を読まない奴はダメだ」みたいな発言をする人は、本質的には読書をしてないと思っているよ。

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個人の可能性を解放するプラットフォームと居場所づくり。CAMPFIRE代表、BASE共同創業、ペパボ創業、NOW代表、リバ邸創設、ブクログや渋谷オンザコーナー、しぶや花魁をつくったり。現代アート蒐集も。長野の森に住んでいます。