夢なんて見なくていい

Livertyから続々と20代前半の起業家が生まれてるなあ。色んな説はあると思うけど、歳をとればとるほど体力も落ちるし親や妻子など背負うものも増えてくから失敗のダメージが少ないうちにチャレンジすべきだと思う。学歴とか社会経験とかすっ飛ばしちゃって。

まずは経験を積んでから、とか、人脈を作ってから、とかって考え方嫌いなんだよね。やりたい事が見つかってるなら後はどれだけ早くやるか、しかない。世界中で頭のいい人たちが寝ずに同じ様な事をやろうとしている中で、ダメな僕らはいち早く動き回るしか無いんだよな。経験も人脈も後からついて来るよ。

新卒で入って本業を頑張って実績を出したところで、上のお偉いおじさん達が会社にしがみついてる限り昇級も昇進も見込めない時代にどうサバイブするかって話だと思うよ。明日も会社がある保証が無い中で、どう生きてくか。死なないためには働きながら色んな顔を作るしかない。

起業なんて誰でも出来る。僕みたいに中卒でもアートサブカル崩れでも嫌なことからすぐ逃げるダメ人間でも包茎でも起業出来るし上場だって出来るって。起業がハードル高くなきゃいけないと誰が決めた。江戸時代なんかみんな起業家だったんだよ、多分笑。自分が出来ない事は出来る仲間を巻き込めばいい。

起業に対して夢を見たり野望を持ったりハイリスクを取るから、失敗した時に絶望しちゃうんだよ。絶望したくないから撤退の判断も遅れてダメージもでかくなる。小さく立ち上げて、臨機応変に走りながら舵をとって、ダメなら小さく撤退すればいい。起業なんて就職の選択肢の一つでしか無いと思えばいい。

就活で病んだり死んだり、昇級も昇進も見えない会社で病んだり死んだりするくらいなら、起業って選択肢もあるんだよ、そのくらいでいいと思うんだよね。起業はハイリスクとみんな言うけど、先の見えない会社で疲れて病んじゃうリスクの方がよほど僕は怖い。

あなたの夢は何ですか。若いなら夢を持つべきだ。僕らはそう育てられたけど、それが強迫観念になってしまってないか。夢を持つ事は決して悪くないけど、夢を見るから挫折した時に死にたくなってしまう。その夢が大きければ大きいほど絶望もでかい。だったら夢なんて見ずに動いてみるのもひとつだと思う。