通り過ぎる

たくさんの人が自分の側を通り過ぎていく。縁があって友達になったり一緒に働く仲間になったり夫婦になったりする事もあるけど、ほとんどはお互い笑顔で「またご縁がありましたら」とか言い交わしてそれっきりだったりする。
前にも話したカフェが今日で最終日。遊びに行ったら「覚えててくれたんですね」と店長が寂しい笑顔で僕らを迎えてくれた。「ここが無くなってもまたカフェをやる事になると思います、この仕事が好きなんです。」という彼と、連絡先をお互い交換しあった。
今後、いつか。こちらから連絡するかもしれないし、あちらから連絡が来るかもしれない。もしかしたら一緒にカフェをやることになるかもしれないし、友達になるかもしれない。彼の始めた新しいカフェを偶然見つけるかもしれない。
でも、多分、二度と再開する事は無いんだろう。
会社をやってて良かったと思うのは、そうやって過ぎ去って行く人たちが一瞬でもその場に立ち止まってくれて、一緒の時間を過ごせるところなんだろう。
そして、そうやって少しでも一緒の時間を過ごした人たちとは、場所や環境や立場が変わっても、いつまでも付き合っていけたらと思う。本当に。