All posts tagged “コンプレックス

弱みという強み

自分の弱点や短所を正しく認識出来ていることはむしろ強みであると思うので、面接では必ずそういったネガな点を根掘り葉掘り聞くことにしています。ここで誤魔化さず吐露できる人は意外に少ない。強みや優位性は正直あまりみんな大差ないのでさらっと流します。

わかりやすい強みや優位性と違って、弱みや短所といった人としてガタガタな部分こそが、むしろチームにガチッとハマると替えのきかない武器になることも多い。これは弱点に限らず劣等感や過去の辛い体験なども同じで、その人固有の物語は誰にも変えられない強みになる。だから面接では根掘り葉掘り聞く。

人生や仕事において小さくても大事にしてること、自分の認識してる自分の弱み・劣等感、どんな時でも他者に対して優しくあれるかどうか、これだけは面接で必ず聞いてる気がする。優しい人とだけ働きたい。優しくして欲しい…。… READ MORE

恥の目

Instagramをそれとなく眺めてたら懐かしい顔が出てきて手が止まった。そこに写る彼はリバ邸初期のメンバーで、最近はお互いに連絡を取ることもあまりなくなっていたのだが、久しぶりに写真で見る彼はとてもいい顔をしていた。いや、いい顔になっていた、というか。

いろんな思いを抱えたやつらがリバ邸にやってくる。その中にはたまに、とてもひどく暗い顔をしたやつもいる。強烈な失敗体験やコンプレックスを持ったやつらの、「恥」みたいなものを目に抱えた、その顔が僕は好きだ。弱さ故に社会からはみ出てしまったダメなやつが、僕は好きだ。なぜならその弱さは優しさになり、強さにもなることを知っているから。… READ MORE

フラスコ人生

人生なんてしょせん死ぬまでの実験だよなあ。そう考えれば失敗も恥ずかしい思いも全ておいしいネタになる。失敗も成功も怒りも涙もコンプレックスも辛い過去も全部フラスコにぶっこんでグツグツ煮ちゃえ。生きてる意味なんて、死んだ後にしかわからない。実験実験。… READ MORE

心の穴

人が抱える劣等感や罪悪感や妬み憎しみ怒りなどを、僕は「心の中にある臭いを放つドロっとした液体の入った壺」だと今まで言ってきたが、二村ヒトシさんは著書の中でそれをシンプルに「心の穴」と定義していた。求める気持ちや人を傷つけてしまうネガティブな感情と共に、その人の魅力もその心の穴から湧き出てくる。

大事なのはその湧き出てくるネガティブな感情を自らふさいだり、他人に蓋を求めたり、コントロールしようとするのでは無く、自分で受け入れて、許してあげること。自分を承認できる人だけが、他人をも承認してあげられる。そしてその代替不可なドロ壺こそがその人固有の魅力となり、その人の物語になっていく。… READ MORE

起業するなら哲学を

起業をしたい子には、ビジネス本では無く、宗教や哲学本をお勧めするなあ。経営は結局のところ、他人や自分の心とどう向き合うか、が大半だから。宗教は最古の組織体でもある訳だしね。後は社会学本もお勧めかな。起業とは、社会や時代という大きな物語の中に、自分の物語を重ねることだから。

哲学や宗教本には別に答えなんて何も書いてないよ。何かやりたいけど何をしたら良いのかわからない、なんて子は、自分自身の物語が欠如していると思う。自分が起業などしなくても回るこの世の中で、あえて何かをやる意味や自分とは何かを考え物語を再構築する。そして宗教ではなく自身の物語を信仰する。

かつて宗教を信仰し信仰対象を絶対化することで、人は死や悩みや理不尽な事を相対化させ乗り越えてきた訳だけど、起業とは自身の物語にそれを求めることなんだと思う。即ち、コンプレックスや過去の辛い出来事を自分の物語の中で相対化させることで、その人だからこそやる意義のある事業が生まれる。… READ MORE

美容師業界革命

美容師業界の革命、カッタロカ http://t.co/78Dk0Xq3ii の二人と飲んだ。このサービス超いいよ。

美容師業界って長らくアップデートされてなかったと思うんだよね。ソーシャル禁止されてるところも多いし、未だに路上でカットモデル探してるし笑、非効率だよね。だったらCtoCでマッチングしちゃえばいい。

結局、客は店じゃなく美容師個人につくでしょ。美容師に限らずネイル、ペットサロンなどの分野は店舗に依存しないモデルが進んでくと思う。なんて言うと旧来の人たちからは反発をくらう笑

クラウドソーシングなどもそうだけど、会社や店舗に依存せず個人間で仕事のマッチングが進んでくのはこれからの大きな流れ。そこを読めるか読めないか。その時代の変化の中で、どう立ち振る舞うか。それが出来る人と出来ない人で今後は大きく変わってくるよ。美容師業界に限らずね。… READ MORE

可愛いは作れるが、作り物は壊れる

着飾り見栄をはり自分を作り大きく見せることはとても疲れる。もうね、疲れることなんてみんなしなくていいと思うんだよね。大きいことはいいことだ、なんて嘘です。人が張りぼてばかり作り続けた結果どうなったか。張りぼては大きいほど壊れた時のダメージはでかい。可愛いは作れるが作り物は壊れる笑

人は認めて欲しくて嘘をつき、もてたくて嘘をつき、救われたくて嘘をつき、お金欲しさに嘘をつき、プライドの為に嘘をつき、夢の為に嘘をつく。ああこの世は嘘で出来ている。自分自身すら騙し、嘘に嘘で対抗するから疲れる。このままだと僕もあなたもみんな疲れて死んでしまうよ。

コンプレックスや妬みを隠そうとするから、自分にも外にも嘘をつく。見栄を張る。背伸びをする。だったらさっさと晒してしまって相対化してしまえば、誰に対しても嘘をつかずに済むんだよ。嘘をつくから疲れてしまう。… READ MORE

現代における悪人正機考

僕の好きな親鸞の思想に「悪人正機」というものがある。「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや。」という一文は有名だから知ってる人も多いかも。訳すと「善人だって救われるんだから、悪人ならいうにおよばない」と。ん?逆じゃないの?と思う人もいるかもしれない。僕も最初はそう思った。

自分を善人だと思い込んで、正しい行いをしているつもりになっている人ですら救われるのだから、自分を煩悩まみれのどうしようもない悪人であることを自覚して、仏に頼る人ならなおさらでしょ、という意味。だから、これはこれで正しい。悪人ほど救われる。超やばい。かっこいい笑。

Livertyに集まってきている「ダメな子」も、ここで言う「悪人」に近いものがあるかもしれない。どうしようもない人間であることを自覚して、駆け込んできた子たち。そんな「ダメな子」たちが何かを為すからそこにストーリーが生まれ、共感を呼ぶ。器用に生きていける子には僕は興味が無い。… READ MORE

ちんこ丸出し

悩みも凹みも妬みもコンプレックスも全部さらけ出しちゃって相対化してしまえば、生きるの超絶楽になるよ。ちんこ丸出し人生。みんなでちんこ出していこう。ちんこ無い人はまん

短小とか先細りとか包茎とかいろんなちんこがあるけど、裸になればみんな同じ人間でしょ。隠そうとするから、悩んだり恥ずかしがったり苦しんだりと、おかしなことになる。ちんこなんて出したもん勝ちだよ。ちんこが無い人はまん

コンプレックスがあるからこそ、その人が何かをやる時にストーリーが生まれる。みんな多かれ少なかれコンプレックスを抱えて生きてるけど、それをさらけ出して武器にしてしまえば怖いもん無しになる。ハゲで笑いをとる人には「やーいハゲ」はもはや悪口にならない。はい、僕は包茎です。… READ MORE

起業したいなら哲学を

起業をしたい子には、ビジネス本では無く、宗教や哲学本をお勧めするなあ。経営は結局のところ、他人や自分の心とどう向き合うか、が大半だから。宗教は最古の組織体でもある訳だしね。後は社会学本もお勧めかな。起業とは、社会や時代という大きな物語の中に、自分の物語を重ねることだから。

哲学や宗教本には別に答えなんて何も書いてないよ。何かやりたいけど何をしたら良いのかわからない、なんて子は、自分自身の物語が欠如していると思う。自分が起業などしなくても回るこの世の中で、あえて何かをやる意味や自分とは何かを考え物語を再構築する。そして宗教ではなく自身の物語を信仰する。

かつて宗教を信仰し信仰対象を絶対化することで、人は死や悩みや理不尽な事を相対化させ乗り越えてきた訳だけど、起業とは自身の物語にそれを求めることなんだと思う。即ち、コンプレックスや過去の辛い出来事を自分の物語の中で相対化させることで、その人だからこそやる意義のある事業が生まれる。… READ MORE

恥の目

僕の周りには何故か、育った環境に難があったりイジメにあってたり童貞だったり強烈な失敗体験を持つような、コンプレックスの固まりみたいな子が多い。最近わかったんだけど、そういった子たちは目に恥の感情を漂わせるんだよね。そして、どうも僕にはそれを見抜く才能が同類としてあるみたい笑。

僕が”ダメな子”と呼ぶそういった子たちが、そのコンプレックスを武器に戦おうとするからそこにストーリーが生まれる。それは別に起業でも表現活動でも何でもいい、コンプレックスなどの”負”がでかければでかいほど、反転した時に超ヤバい武器になる。… READ MORE

コンプレックスは共通言語である

人は大なり小なりコンプレックスを持つ。容姿や心、学歴や仕事、恋愛、そして過去。仮面を被り筋肉をつけ厚化粧をしバリアを張ることでコンプレックスを隠す人がいれば、逆にさらけ出して表現や笑いに変えたり武器にする人もいる。コンプレックスとは傷口であり、コンプレックスには匂いがある。

コンプレックスとは傷口であり、匂いがある。傷口が深ければ深いほど、隠せば隠すほど、匂いを発する。僕はその匂いをプンプンさせる人に興味を持つ。どんな傷口なのか、どんだけ深い傷なのか。年齢も職種も関係無い。コンプレックスを持つもの同士の共通言語みたいなものだけがある。

ある経営者はコンプレックスを払拭しようと努力し一大グループを築いた。あるお笑い芸人はそれを笑いに変えた。あるアーティストはそれをキャンバスにぶつけて創作した。やってる事も動機もそれぞれ違えど、そこにはコンプレックスという共通言語がある。その共通言語の上に乗る表現が違うだけだ。… READ MORE

ダメ人間

ダメ人間について語る。僕は可愛がっている若い子達のことをよく「ダメな子たち」、仲の良い友人のことを「ダメ人間」と愛を持って呼びます。自分の事もそう呼びますが、他の人からは「そんな風に言うもんじゃない」と怒られたりもします。それでもあえてそう呼びたい。なぜか。

ダメな人間なんて本来いないはず。同様に、偉い人間なんてのもいない。だけど人間にはプライドがある。欲もある。だからすぐ偉ぶったり賢い振りをしちゃう。コンプレックスがある人ほど隠そうとしたり虚勢を張ったりする。だけどそれって結局張りぼてであり嘘なんだよね。

偉ぶろうとして嘘をつく。コンプレックスを隠そうと嘘をつく。ばれない様に嘘を重ねるから疲れる。嘘のつきあいはもういいんじゃないかなあ。自分でさっさと「僕はダメ人間です」と言ってしまえば楽になれる。コンプレックスまみれのダメ人間ですよ、と自分で言っちゃう。ダメ人間ブランディング笑… READ MORE

可愛いは作れるが、作り物は壊れる

着飾り見栄をはり自分を作り大きく見せることはとても疲れる。もうね、疲れることなんてみんなしなくていいと思うんだよね。大きいことはいいことだ、なんて嘘です。人が張りぼてばかり作り続けた結果どうなったか。張りぼては大きいほど壊れた時のダメージはでかい。可愛いは作れるが作り物は壊れる笑

人は認めて欲しくて嘘をつき、もてたくて嘘をつき、救われたくて嘘をつき、お金欲しさに嘘をつき、プライドの為に嘘をつき、夢の為に嘘をつく。ああこの世は嘘で出来ている。自分自身すら騙し、嘘に嘘で対抗するから疲れる。このままだと僕もあなたもみんな疲れて死んでしまうよ。

コンプレックスや妬みを隠そうとするから自分にも外にも嘘をつく。見栄を張る。だったらさっさと晒してしまって相対化してしまえば嘘をつかずに済む。… READ MORE

起業芸術論

村上隆さんはすべてのアーティストは起業家である、と言った。逆もまたしかりで、すべての起業家はアーティストであると僕は言いたい。時代の文脈の中で事業を立ち上げ、世の中に投げかける。文脈を欠いたビジネスは薄っぺらさがすぐにばれ、客に選ばれずに消えていく。

物も情報もあふれてる今、面白そうだとか儲かりそうなだけで立ち上げるビジネスは淘汰される。過去を学び、時代を読み、自分がやるから意義があるものを。IT化であらゆるビジネスの障壁が下がり、新規参入や模倣が楽になる。その中で選ばれるものは文脈を持ったものになる。

怒りやコンプレックスを原動力にして、アーティストが作品をつくるようにビジネスをつくる。コンプレックスはあればあるほどいい。資本主義というキャンバスに絵の具をぶちまける。起業なんて特別なことじゃない。ものをつくることは自由を手に入れること。… READ MORE