就活自殺

就職失敗で自殺する大学生が1000人を超えたらしい。

(2018年4月17日追記: 数字が不正確でしたので訂正の上お詫びいたします。2013年執筆当時に参照したデータとして、正しくは「大学生らの自殺、初の1000人突破、就職失敗による自殺者は150人」です。平成23年度 内閣府公表 警察庁「自殺統計」および、産経新聞記事より参照)

悲し過ぎる。80社に申し込んでダメだったら人格全否定されてる気にもなるだろ。雇用情勢がどうとかじゃなく、就活しない生き方をみんなに知って欲しい…死ぬほどのことじゃない。

就活という同調圧力の中で、追い詰められて、絶望し、死を選ぶ。もはや自殺では無く他殺。悲し過ぎる。就活に悩む子に、それでも頑張れ、なんて僕は言えない。就職なんてしなくても死にはしないよ。休学でもニートでも何でもいい、逃げて自ら余白を作らないと、追い詰められて人は簡単に死んでしまう。

終身雇用も年功序列ももはや成立してないこの時代に、未だに新卒一括採用をやってるのが信じられない。どこもやめないから、こうやって死者が出るんだよ。若い子がそこにのみ希望を見出そうとするから、叶わない時に絶望して死んでしまう。大人たちがそういう空気を作っている。もうやめようよ。

何度も言うけど、追い詰められたら人は簡単に死ぬよ。その死は自殺では無く、もはや他殺。立ち向かうなんてもっての他、追い詰める側が引かない限りは、とにかく逃げて自分で余白を作るしかない。そして、逃げた先でまたその後のことは考えたらいい。就活以外でも同じです。

逃げるという行為はネガティブにとられがちだけど本来自己防衛本能として正しい行動なんだよね。ウサギはあの耳で敵を察知して逃げるでしょ。逃げるな戦え、と言われ続けた僕らはきっと防衛本能が衰えてしまってるんだろう。僕は死なないために逃げ続けて今ここにいます笑。逃げるのは悪いことじゃない。