All posts tagged “企業論理

消費者の写し鏡

最近マックやすき家といったファーストフード店がネットで叩かれる時の「本来俺らの味方であるべき奴らが裏切りやがった」的な制裁的感情の見え隠れは何だろう。

すき家で言うと単純に牛丼の値段を適正価格まで値上げするか、ワンオペならずノーオペにするかのどちらかになっていくだろうなあ。牛丼の値上げか、雇用のさらなる削減か。「望む望まないに関わらず、将来的にほとんどの仕事はロボットに代替される」と言ったのはエリックシュミットだったっけ。

すき家を叩く人たちが値上げされた牛丼を果たして食べるのか、オペレーターを増やすのでは無く雇用がむしろ削減される方向に動いてしまうことをどう思うのか。行き過ぎた競争の末路に店舗が潰れてく様を「ざまぁ」の一言で溜飲を下げる世の中は結構しんどい。企業は消費者の写し鏡ですよ。… READ MORE

非正規雇用

先日の宇都宮けんじさんとのトークで勉強になったのは、海外における非正規雇用の扱い。非正規は常に解雇されるリスクを負うだけに、海外では給与は正社員より高いとか。一方日本では非正規は解雇リスクを負いつつ、給与も正規より安いという過酷な環境におかれている。これはあまりにもアンバランスだ。

とは言え、一方で会社経営をしてきた僕としては、企業論理も理解出来てしまう。現行の法律では一度正規に雇ってしまうと解雇しづらい現状があり、そうなると企業的には非正規雇用を押し進めてしまう現状がある。それが良いとは思わないし、搾取にならぬ様しなければならないのだが。改正が必要だと思う。… READ MORE