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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。年末に誕生日も迎え、早いもので30代最後の年になりました。僕の人生のテーマである「居場所をつくる」から、今年は「居場所をつくる人をつくる」にシフトして、あらゆる活動を通じて包摂モデルを形にしていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

CAMPFIREやBASEなどを通じた金融包摂の実現、リバ邸などの居場所づくりを通じた社会包摂の実現、エンジェル投資を通じたスタートアップエコシステムへの貢献、この3つに引き続き力を入れていきます。数は大事ではないが、今年で合計の投資先は100社を超えると思います。

20代前半で起業し、上場したのがちょうど10年前の29歳でした。30代の10年はろくでもないこともたくさんやらかしましたが、社会課題に民間からどう向き合うか、という視点で様々な活動の下地を作ってきました。来年からの40代の10年間をどう生きるか。起点となる最後の一年なので、「ぶっ倒れるなら前のめり」精神でしっかり突っ走りたいと思います。… READ MORE

グラデーションになるお金の入り口と出口

純粋な寄付や支援でも無い、かと言って利回り重視の金融商品への投資や投機でも無い、その間のグラデーションのようなお金の入り口って、まだまだあると思っています。例え利回りは少なくとも、僕らの社会が良くなれば、それは大いなる利回りなのでは、という考え方。これからのお金はそこに向かう。

これまで金融と非金融ってパキっと別れてたんだと思う、既存産業や経済が小さくならざるを得ないなかで、その境界線はどんどん曖昧になっていく。金融的にこぼれ落ちてくる人を非金融で包摂するのが、いわゆるフィンテックなのだろうと信じてる。

例えば出版業界における取次の仕組みって、ある時代においては売れない作家や出版社にとっての金融的な包摂だったんだよな、その市場が小さくならざるを得ない中で、こぼれ落ちる人のために何ができるのか。金融と非金融の壁がなくなっていく。… READ MORE

フィンテックとは金融包摂であるべき

そう遠くない未来に発表できると思いますが、日本では課題先進国でシュリンクしてゆく経済のロールモデル作り、海外の新興国ではこれから伸びゆく産業に対しての施策をやっていきます。振り子のように日本の地方と海外を繋いでいきたい。フィンテックの本質とは金融包摂であるべきだと思っています。

小さくなる日本経済での個々人の幸福モデルは地方におけるマルチセクターによる支え合い、すなわち小さな経済圏であると信じてますし、また、一方で日本の豊かなお金はこれからの新興国に積極的に回して新しい経済圏を作っていくべきだと信じています。

スタートアップへのエンジェル出資も、リバ邸も、BASEも、CAMPFIREも、僕の中では一貫した、これからの小さな経済圏への思想に繋がっています。… READ MORE