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あなたは3万円をどう稼ぎますか

例えばpolcaでの「3万円を集めてフリーペーパーを作りたい!」みたいな企画。「3万円くらいの金額、バイトして稼げ!」という人も世間一般にはたくさんいるが、「3万円くらいだったら300円を100人で支援したほうが楽しい!」と思う人たちもたくさんいる。同じ「3万円くらい」でも考え方に差が出る。

もちろん、自分ひとりでバイトで稼いだ3万円もとても尊い。だが300円を支援してくれる100人の存在は、これからどんな活動をして行くにしても心強い仲間になる。

大阪の路上で5円玉を5円で売ってるおじいちゃんがいる、という話。5円を支払うと、5円玉を買える。この話を聞くと誰しもが「意味あんの?」と思う。ただその5円のやりとりの際に会話が生まれる。コミュニケーションがそこにある。5円は行って来いで戻ってくるが、新しい価値がそこに生まれてる。… READ MORE

恩というパス

自分がまだ若く未熟だったころ面倒を見てくれた大人の様な存在に、いま自分はなれているのだろうか。そんな大人に育てられておきながら、いざ成長すると若手を育てるということを放棄してしまってないか。目の前にいる生意気で無知で自信家な若者は、実は心細かったあの頃の自分なのではないか。

連綿と続く「恩」というボールのパスを、自分のところで止めてしまった瞬間に、すべては断絶し、終わってしまうのだと思う。

人を育てる人を育てたい。 人を育てる人が育つ組織でありたい。… READ MORE

耳を傾け、恩を繋げる

政治家のクラウドファンディング利用、言ってくれたらコツをお教えするんだけどなあヽ(;▽;)ノ

クラウドファンディングに限らないけど、選挙だからって突然SNSアカウントを開設したり、選挙期間中だけつぶやくのでは無く、普段から発信やみんなの声に耳を傾けて対話をすることが大事なんだよね。それらを抜きにして、資金や応援を突然みんなからいただくなんて出来ないと思うなあ。

SNSで普段から考えてることを発信したり、意見を表明したり、アイデアを提供したり、みんなの声に耳を傾けて対話をしておけば、いざ何かをやる時にフォロワーのみんなは心強い応援団になってくれる。提供出来るものは惜しまずに全てみんなに贈与していけば、その結果や評価は周り回って戻ってくるよ。… READ MORE

ギフト経済

アメリカの砂漠で一週間行われる、バーニングマンという祭りに昨年の夏に行ってきた。一週間自給自足で生活するのだけど、ここでのルールが「金銭のやりとり禁止」「見返りを求めない」という、まさにギフト経済を地で行ったもの。

広大な砂漠を歩いていると、いろんな人が様々なものを提供してくれている。酒や飯を配っている人、通行人に水をかけてくる人(砂漠ではこれがとにかくありがたい)、飛び入りOKなパーティを開催している人…もう一つのルール「傍観者になるな」に則って、とにかくみんなが何かを提供している。

僕らは日本からピカチュウやひょっとこなどのお面を大量に持ってきて出店をやったのだけど、これが中々に評判が良くとにかく通行人に無償で配りまくった。そうするとどうなったか。僕らが移動する先々で、プリキュアのお面を被ったアメリカ人が何かをふるまってる光景を見かける様になったのだ笑… READ MORE