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海外より日本の地方が面白い

海外に興味は無いのですか、とよく問われるが、正直、全く海外には興味が持てない。まあそもそも国家の境界線が曖昧になりつつある時代に、国内と海外を分けて考えること自体がナンセンスだとは思うけど、僕にとっては日本、特に地方がいま超面白いて熱い。その理由は二つある。

一つ目の理由は少子高齢化の問題。今後先進国を覆うこの問題の先端を行ってるのが日本の地方。つまり地方でこの問題に取り組むことが、他の先進国に対するロールモデルになり得るということ。不謹慎かもしれないけど、この問題に真っ先に取り組めるってのはある意味エキサイティングだよね。

僕らも”タブレットばら撒きテロ”や”geimy”などで、都心の若者と地方のお年寄りを接続していけたらいいな、と動き始めている。そうやって若者とお年寄りが繋がって行けば、血の繋がりすら薄れてきてる今、若い子にとって第二第三の故郷が日本各地に出来るかもしれない。… READ MORE

僕は血の繋がりにそれ程の意味を感じられずにいる。極論言うといくら血が繋がろうとそこにいるのは僕にとっても相手にとっても他人である。どこまで行っても他人である以上「わたしはあなたを一方的に愛する、それをあなたがどう思うかは知らないが」この態度しか無い。それ以上でも以下でも無い。

親だから、爺ちゃんだから、面倒を見なきゃいけない。最後まで看取らなきゃいけない。延命させなきゃいけない。その思い込みが自身を不自由にする。年寄りは若い人より先に死ぬ、その単純な前提に立つだけでいい。その上で自分がどう振る舞うか。そこで自分に責任を感じる必要なんて無い。

人間は血の繋がりに意味を見出そうとする。だけど所詮他人、わかりあえる訳なんて無い。血が繋がってるからわかりあえる、そんなの幻想だよ。わかりあえると期待するから、わかりあえない時に絶望する。わかりあえないのを前提に、どう一方的に愛するか。それしか無い。… READ MORE