友人へ。
ドヤ顔でたまに音を外すカラオケも、マカオのホテルで乗った恋愛相談も、嬉しそうに踊ってたオタゲーも、「家さんもたまにはこういう汚い店に行くべきです」と連れてってくれた中華料理屋も、激論交わしたポーカー論も、全ての時間が懐かしく、愛おしい。メールも数日前で止まったまま返ってこない。
未だに納得がいかない。せめて何かの事故であって欲しかった。しようが無いと諦められたかもしれないから。誰かを責める事で生きていける気がするから。でもそうでは無いのなら、せめて、自分の人生の終わりを、自分で覚悟して選択した、その彼の意思を尊重したい。
彼がいなくなっても地球は回る。残された僕らには明日がある。必死に日々生きてく中で、きっと悲しみも薄らいでいくんだろう。僕らに出来るのはいつまでも忘れずにいる事くらいなんだ。ありがとう、さようなら。… READ MORE