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経営者の敗北

相談ならどれだけでも乗るが、一言でも「辞める」と明言された場合には絶対に引き止めないというポリシーを僕は最初の起業から徹底してます。なぜならそれは軽々しく口にすべき言葉では無いし、覚悟の上ならなおさら、引き止めるという行為は相手に対して失礼にあたると感じるからです。

その代わり、辞めた後やっぱり戻ってくるのは全くもって自由で、いつでもどうぞ、というスタンスです。流動性を高めるという観点でも、プラットフォームも会社も人付き合いも、そうあるべきだと思っています。

もちろん仲間がいなくなるのは辛いし寂しいし悔しいしなにより申し訳ないし、「引き止めない」なんてことを言ってるのは、もしかしたら自分が傷つきたく無いだけの、ただの強がりなのかもしれません。仲間が辞めるということは「まだここにいたい」と思わせられなかった、経営者の敗北なのです

自分たちの目指す世界をつくるため、一人でも多くの仲間を集め、前に進んでいく。仲間が増えることのダイナミズムもそこにあります。ですが、その過程で失ってしまうもの、置き去りにしてしまうもの、辛い思いをさせてしまうひとが存在することに、トップは常に自覚的であるべきだと思っています。

小さな言葉ひとつ、小さな態度ひとつ、小さな痛みひとつ、そのひとつ一つに、トップが鈍感になってしまった瞬間に、組織は終わってしまう、そう思っています。

繰り返しになりますが、仲間が辞めるということは「この会社にまだいたい、この会社で更に成長したい」と思わせられなかった経営者の敗北なので、どんな経緯であれ、最後には「申し訳ない」という言葉しか出てこないし、頑張って魅力的な組織にするからその時は良ければ戻ってきて欲しい、と本当に思う

いい人ブランディングぽすぎるのであえて言うと、ぼくは「例え親子であろうと他人同士は分かり合えない」という前提にたってコミュニケーションしているので、辞めるという人を止められるとも思ってないし、むしろ止められると思うこと自体がとてもおこがましいと考えます。

どこまで行っても他人は他人、たまたま同じ方向に歩く時もあれば、道が別れることもある、また合流する人もいれば、そのまま二度と会わない人もいるだろう、カリスマ性やリーダーシップを発揮して「あっち行こうぜ!」なんてタイプでも無いし、「僕はこっちいくけど一緒にどう…?」くらいな感じです。

自分でも何が正解なのか未だにわかりません。首根っこ捕まえて無理矢理にでも引き止めることも愛だとは思いますが、自分にはそれは無理なのでこういうスタイルに落ち着いてます。何が正解かはわからないが、問い続ける態度ではありたいな、と。常々。

「ここにいてよかった」と思える場所を目指して

7月に入り、CAMPFIREに新しい仲間が6人も増えました。トータル70人を超えるチームに。1年前は10人満たなかったのに、増えましたね。

仲間が増えるということは、とても、嬉しいです。会社を立ち上げ、経営する醍醐味といってもいいでしょう。自分1人じゃ決して出来なかったことが、みんなの力で少しずつ出来るようになる。表現の幅が広がっていく。子供の頃にみたクレイアニメのように、仲間が1人増えるたび、その色が混じりあい、組織全体の色もまた変わっていく。そんな感覚です。

それと同時に、気が引き締まる瞬間でもあります。会社とは人生の中でかなりの時間を占める場所です。そこで働く1人1人の人生に与える影響も少なくないでしょう。経営者として、責任を感じます。

語弊を恐れずにいうと、僕は会社とは「スタッフのためにある」と本気で思っています。僕らは「小さな火を灯す」という標語を掲げて、クラウドファンディング事業などを行っています。そのためにはまず、僕ら自身が小さな火を灯し続けなければならない。

生きてるといろんなことがあります。仕事でもプライベートでも、時には理不尽な目にあい、人生が辛くなってしまうことは多々あります。小さな火が消えそうになってしまう、そんな時、「ああ、ここにいてよかった」と思ってもらえる居場所でありたい。そういう居場所を作ることが出来て初めて、僕らのミッションである「世界中の誰しもが声をあげられる世界を作る」ことが出来るのではないでしょうか。

高度経済成長を経て豊かさは実現したが、少子高齢化などで長期的には衰退をしていくこの国の将来を考えると、会社が担う役割の大きさは増えていく一方だと思います。国や行政が従来担っていたセーフティネットも縮小し、社会からこぼれ落ちる人が増えていくでしょう。心の問題も増えていくと思います。収入格差や機会格差も広がっていくでしょう。そんな時、広がる格差の底にいる人たちの側に常に立っていたいと思います。

課題先進国とも言われる日本の、そういう一つ一つの課題に向き合うのが僕らの仕事です。そんな僕らのいる職場、そこもまた、課題解決に向き合う居場所の一つであるべきだと考えています。働き方の多様化、心のケア、シングルマザー・ファザーの働きやすい環境づくり、などなど…やるべきことはたくさんあります。

CAMPFIREの行動指針であるCAMPFIRE WAYの一つにこういうものがあります。「人に優しくあろう。痛みを知っているからこそ、失敗を過去にしたからこそ、他者に優しくできる。」お互いに優しくあれる、そんな会社でありたいし、常に心がけていきたいと思っています。

気軽な内容にするつもりが長くなってしまいました。

デザイナーのワディ、てっちゃん。エンジニアのちーちゃん。ディレクターのさささん。グッドモーニングのすぐるん。人事総務のたてやん。CAMPFIREへようこそ。
これからどうぞ、よろしくね。

CAMPFIREでは随時エンジニアを募集しています!

CAMPFIRE6周年パーティ

昨日のCAMPFIRE6周年パーティにお越しいただいた皆様ありがとうございました!せっかく来ていただきましたのにご挨拶できなかったみなさん、また色々と至らなかった点、本当に申し訳ないです。

6周年という日を、こうやってみなさんと、そして仲間たちと迎えることができて本当に嬉しいです。みんなの、人生という物語の中に、キャンプファイヤーという存在が刻まれるということ。そしてその物語の先になにがあるのかを一緒に見つめるということ。

これからも共に歩んでいけたらと思っています。参加してよかった、と思ってもらえる会社を、サービスを目指して頑張ります。みなさんの恩は返さず次の世代に社会に繋げていきます。

とは言えパーティとかやってる場合ではなく笑、これからガンガン攻めていきます。引き続きCAMPFIREをどうぞよろしくお願いします!近々また色々と出せそうだよ!

それでは宮崎出張に行って来ます!

パスを回す

「仲間が集まりません、どうしたら良いですか」なんて相談されたら「まずは誰かの仲間になって、何か手伝ってみたら」と答えます、いきなり自分のやりたいことだけを主張して仲間が集まるとなぜ思えるのかが不思議だけど、実際そう言った相談はとても多い。

パスを回すから自分にもまた誰かからパスが回ってくるわけで、ボールは誰にも渡さない、とにかく自分がゴールを決めたい、なんて人があまりにも多いように思う。

“自分らしさ”みたいなものを内側から描こう描こうとするから、自意識ばかりが肥大化して破裂しそうになる。逆に外側を埋めることで、自分の輪郭のようなものをぼんやりと浮かび上がらせるくらいが丁度良い気がします。

もはや仕事も遊びもよく区別がつきませんが、あえて仕事とは何かと考えると、それは他者や社会にパスを回すことなんだろうな、と思っています。

pass da micってことです(違う)

片道切符

数ヶ月前に「何をやっていいのかわからないんです」と熊本から片道切符だけ持ってやって来た20歳の童貞君。父親に勘当されて家を無くした男の子。アフリカを数ヶ月旅をして自殺を思いとどまった子。様々な子が様々な想いを抱えてLivertyに入ってきたけど、みんなすごい勢いで変化し始めてる。

今回のBASEで目立ち始めた鶴岡君や、生き方を模索してる同年代の仲間からの刺激もあるんだろう。ある意味起業塾的な側面もあるけど、「何をやるべきか」ってところから一緒に考えるのは他と違う所か。最近始めたシェアハウス、リバ邸も大きい気がする。もっとたくさんの子が住める様に拡大したい

Livertyに入りたいって声はたくさんもらうけど、僕らは別に何も強制しないから、本当に何かを変えたいのなら、積極的に自分から絡んでいかないと。僕らはゆるい繋がりの組織だから、入るのも出るのも入ったまま何もしないのも自由。仲間がいる場所がある。ただそれだけだからね。