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リバ邸合宿

第一回全国リバ邸合宿 in 秩父、終了!やはり合宿は良いね。定期的にやりたいなあ。企画してくれたみんな、参加してくれたみんなありがとう。仙台、埼玉、六本木、渋谷、梅田、京都、祇園、岐阜、名古屋のリバ邸の子たちが参加してくれました。リバ邸、今年もあと全国・海外に10箇所は増えそうだ。… READ MORE

村株式会社構想

日本各地に広がりつつあるリバ邸。六本木リバ邸からはBASEを代表として様々なビジネスや自己表現が生まれつつあるんだけど、その拡大版として起業村的なものを本格的に地方に移住して実験したいと思い始めている。遅くとも年内には。村株式会社構想。

「起業」というとおおごとの様に捉えられるかもしれないけど、文字通り「生業を起こす」と考えれば、例えば農業でも小説家でも旅人でも陶芸家でも先生でも何でも「起業」なんだよね。それぞれがやれる事・やるべき事で食って生きていく。そんな一人一人の可能性を模索出来る場所を作りたい。

起業”村”なんて言うと農業をイメージされるかもしれないけど、例えばネットで何らかのビジネスを起こして、外貨を稼ぐ様な村があってもいい。その稼いだ外貨やスキルの交換で、米や野菜を近隣の農家さんから譲ってもらえば、食に困る事は無い。もちろん農業をやりたい子はやればいい。… READ MORE

海外より日本の地方が面白い

海外に興味は無いのですか、とよく問われるが、正直、全く海外には興味が持てない。まあそもそも国家の境界線が曖昧になりつつある時代に、国内と海外を分けて考えること自体がナンセンスだとは思うけど、僕にとっては日本、特に地方がいま超面白いて熱い。その理由は二つある。

一つ目の理由は少子高齢化の問題。今後先進国を覆うこの問題の先端を行ってるのが日本の地方。つまり地方でこの問題に取り組むことが、他の先進国に対するロールモデルになり得るということ。不謹慎かもしれないけど、この問題に真っ先に取り組めるってのはある意味エキサイティングだよね。

僕らも”タブレットばら撒きテロ”や”geimy”などで、都心の若者と地方のお年寄りを接続していけたらいいな、と動き始めている。そうやって若者とお年寄りが繋がって行けば、血の繋がりすら薄れてきてる今、若い子にとって第二第三の故郷が日本各地に出来るかもしれない。… READ MORE

マネージメントしないマネージメント

僕らのやっているLiverty、そして今日本中に増えつつある”現代の駆け込み寺”リバ邸。よく「どうやって管理してるんですか?」と聞かれるが、正直全く何も管理していない。プロジェクトもシェアハウスも、”やりたい”という子がいる限り、基本的にその子に任せている。マネージメントをしない、というマネージメント笑。

全てを把握してマネージメントしようとするから、コストが莫大になってしまう。そもそも感情の生き物である人間を完全に管理・コントロールしようとするのが間違いで、”人を管理することなんて出来ない”という前提の元、その個々の人間とどうつきあっていくのか、を考えなきゃいけない。… READ MORE

ダメな子

BASEアプリを作った子は、数ヶ月前に「何もやりたいことがありません、家入さんに会えば何かが変わるかも知れないと思って」と熊本から一文無しでリバ邸に訪れたダメな大学生。またやばいの来たなと思ったけど、あっという間にアプリプログラマに成長した。何も無い子ほど、吸収力がはんぱない。

僕に相談しにくる子は大半がそれっきりになってしまうけど、こうやって僕やLivertyのもとに残ってくれて踏ん張った子は、何かしら形にして自分の居場所を自ら作り始める。リバ邸はそのためのきっかけ作りの駆け込み寺。何も出来ない、何もやりたいこともない、そんな子ほど成長出来る場所。

僕はそんな子たちを愛を持って「ダメな子」と呼んでいます笑。ダメな子だからこそ、何かを形にする時にそこにストーリーが生まれる。そのストーリーに共感する人がお客さんになり、ファンになり、SNSで拡散してくれる。器用に生きる人にはストーリーは生まれづらい。不器用が武器になる時代。… READ MORE

渋家

昨日ラジオに出てくれた齋藤桂太さんが率いる渋家。渋家はシェアハウスの枠を飛び越えて、今後のアートの文脈の中で一端を担う存在になっていくのだろうな。まあ、もはやアートも軽やかに飛び越えてる感はあるけど笑。

「ありとあらゆる物事の境界線が曖昧になっていく」と僕はよく言ってるけど、例えば渋家は仕事も遊びも、そして生活ですら境界があいまいになっている。遊び場であり仕事場であり、クラブであり舞台でもあり、そして拡張された家族の居間でもある。面白い。

渋家には30人ほど(!)住んでいるらしいが、彼らは居間で飯を食いながら探偵ナイトスクープを見てゲラゲラ笑ってたりするらしい。これはもはや家族以外の何者でも無いだろう。実家よりくつろげる居場所がそこにある。血の繋がりを越えて擬似家族、拡張家族を作る動きは渋家でもリバ邸でも感じる。… READ MORE

駆け込み寺リバ邸

Livertyで立ち上げた、六本木の駆け込み寺シェアハウス、リバ邸。

僕が発信しているメッセージは単純で、死を選んだりノイローゼや鬱になるくらいだったら、さっさとその場から逃げろということです。逃げた先で居場所をまた作ればいい。居場所を中心とした濃い関係性の構築が、自殺者を出さないシステムになる。それを僕らはアジール(駆け込み寺)と呼んでいます。

アジールとは歴史的・社会的な概念で、「聖域」「自由領域」「避難所」「無縁所」などとも呼ばれる特殊なエリアのことを意味する。ギリシア語の「ἄσυλον(asulon:侵すことのできない、神聖な場所の意)」を語源とする。wikipediaより… READ MORE

片道切符

数ヶ月前に「何をやっていいのかわからないんです」と熊本から片道切符だけ持ってやって来た20歳の童貞君。父親に勘当されて家を無くした男の子。アフリカを数ヶ月旅をして自殺を思いとどまった子。様々な子が様々な想いを抱えてLivertyに入ってきたけど、みんなすごい勢いで変化し始めてる。

今回のBASEで目立ち始めた鶴岡君や、生き方を模索してる同年代の仲間からの刺激もあるんだろう。ある意味起業塾的な側面もあるけど、「何をやるべきか」ってところから一緒に考えるのは他と違う所か。最近始めたシェアハウス、リバ邸も大きい気がする。もっとたくさんの子が住める様に拡大したい

Livertyに入りたいって声はたくさんもらうけど、僕らは別に何も強制しないから、本当に何かを変えたいのなら、積極的に自分から絡んでいかないと。僕らはゆるい繋がりの組織だから、入るのも出るのも入ったまま何もしないのも自由。仲間がいる場所がある。ただそれだけだからね。… READ MORE