アマゾンより早いハヤゾン

ちょっと前にLivertyで一瞬だけやった「ハヤゾン」というサービス。これは「Amazonより早く本が届く」を売りにしていて、実際注文があると3時間くらいで届く。どうやってたか種明かしすると、うちのスタッフが本屋に張り付いていて、注文があるとそこで購入して自転車で届ける笑。

ハヤゾンの種明かしをすると「なんだバカバカしい」と思われるかもしれないが、これはこれでとても画期的だったと今でも思っているし、「今すぐ読みたい!」なんて、実際使いたいと思う時が多々ある。本屋があるんだから、在庫や倉庫なんていらないじゃん!という発想。

Livertyでやっていた、おつかいをお願いしたい人と、近隣で暇してる学生をマッチングする「僕のおつかい」も同様のサービス。今は一旦休止中だけど、アプリさえ出来れば、普通にタバコとかクリーニングをお願いしたいなあ、と思う。人さえいれば(自分含む)立ち上げられるビジネスって最強。

世の中を見渡してみると、有効活用出来るリソースなんてまだまだいくらでもある。配達を終えて帰るだけのトラック、飲食店の壁、深夜閉店後の映画館、昼間のバー、etc…。使えるものを使うところから始めてみたら、イニシャルゼロでビジネスを立ち上げられる。というわけでハヤゾン再開したい笑

何か新しい事を始めるにあたって、在庫や店舗やオフィスや人員を用意しなきゃいけない、なんて常識を疑って見る。起業するにはリスクをとらなきゃいけない、なんてのがそもそも思い込みだったりするんだよね。ネットで本屋をやるために在庫や倉庫なんて必要無い、近所の本屋から仕入れたらいい笑