失うものが無い強さ

社会人経験を積んでから起業すべきか、学生時代に起業しちゃうか。正解なんてないけど、起業を志すなら早けりゃ早いほど良いと僕は思ってるよ。結婚出産、親の介護、体力の低下…。どんどんハードルも失敗した時のリスクもでかくなる。だったらさっさと若いうちにチャレンジして失敗した方がいい。

うちは超貧乏だったから僕は就職からの起業だったけど、それでも22歳という割と若い年齢で飛び出して起業して良かったと思ってる。というか会社になじめなかっただけなんだけどね。もちろんチャレンジするのに年齢なんか関係無いけど、戦いながら守るべきものを守るというのは結構大変だ。

起業したい子の相談によく乗る。学生や社会人1〜2年の若い子の背中は崖からつき落とす勢いでグイグイ押すけど、妻子持ち40代の背中はさすがに押せないや。守るべきものを守るためにまずいくら必要なのか考えよう、お金は大事だよ、なんて保険のCMの様なアドバイスしか僕には出来ない。

失うものがない強さも、守るべきものがある幸せも、それはどちらも素晴らしい武器になる。自分の足下を見つめなおし、状況を把握して、今だからとれる戦い方で戦うしかないんだよね。一度立ち止まってでも。