逃げ場としての学校

「家入の発言は、嫌でも毎日会社で社会を回して、神経をすり減らして生きている人の存在を忘れている」という意見をいただいた。なるほどなー。でも、忘れるも何も僕はそういった方々をむしろ尊敬しているし、そんな生き方を否定するつもりも無い。そもそも否定出来るほどお前は偉いのか。笑。赤の他人はともかく、友人が疲れてるなら「逃げてもいいんだよ」と声をかけてあげるよね。そのくらいの感じ。一般化出来ないのは自分でも解ってる。

仕事や就活やイジメで鬱になったり死を選ぶくらいなら逃げろと。自由になれと。友人には言ってあげたいよね。そりゃ皆が皆そんな生き方したら社会は滅ぶよ笑。一般化して物事を語るんじゃない、友人の顔を思い浮かべるんだよ。僕の周りにいる少数の人たちに僕の言葉が届けば、それでいい。

みんなに僕みたいな生き方をしろとか考え方を伝えたいなんて大それた想いも無いし、そもそも一般化出来ないのも解ってるし、大多数に受けるビジネスなんてのも興味無い。「世間はこう思ってる」なんて代弁者ヅラして匿名の正義を傘にきて物を語ったところで何も変えられないし、友人も誰も救えない。

自分にも他人にも厳しい人が多いんだよな。身近な人に「逃げてもいいんだよ」って言ってもらえないんだったら、行き詰まって死を選んでしまうくらいだったら、もうちょっとだけ自分に優しくしてあげてほしい。その辛い環境からダッシュで逃げてほしい。ただそれを言いたいだけなんだよ。

これからやろうとしている新しい学校プロジェクトでは行き場も逃げ場も無い子をすくい上げる場になれば良いなと。Livertyはほんとどうしようもない不器用な子だらけだよ。笑。器用な子はほっといても上手くやるからね。不器用な子と一緒に仕事を作って、少しでも彼らに自信を付けられるといいなあ。

良い事しようなんて思ってないし、社会を救おうなんておこがましい。でも逃げ場としての学校なんてのがあってもいいじゃん。僕らはただ僕らのやり方で、楽しく一緒に仕事を作る仲間を増やしたい。それが例えビジネスにならなくても、それで少しでも自信がつけばそれでいい。