何故そうするのか

「何故そのデザインにしたのか」「何故そのUIに」「何故その仕様に」「何故その色に」など尋ねられた時に「なんとなく」としか返せないクリエイターはゴミを生産してしまった事を恥ずべき。全てに置いて意図が説明出来る必要がある。だから僕は例えばロゴなどの無駄な陰影や立体処理が嫌いなんだ。

逆に他人が創作した物を「何故そうしたのか」と考えて見るのはとても勉強になる。優れた物は全てに置いて理屈が通る。感覚的である事は悪くは無いけど、考える事もせずに感覚的にやってる人が多過ぎる。流行りだから、他人がやってるから、なんとなく…。一回自分の作品を見直してみるといい。

別にビジュアルデザイン等に限った話じゃないよ。全てに置いてそうあるべきだと思ってる。例えば、生き方でも子育て論でも会社名でも席の配置でも服の選び方でも好きなタイプでも好きな体位でもとにかく全て。なんでそうなんだ?と自分に問いかけて見る。暇つぶしに良いよ。

そんな僕は他人に指示を出す時に「もっとかっこ良くして!」だの「こう、もっとシャキーンって感じに」だの「このグニャリをグワンとボヨヨーン」だの感覚的に伝える事が多いので、お前が言うなって感じではあります。

何故僕がそう考える様になったのか、ってのも考えてみた事があって。僕は生まれつき左利きで、考え方が右脳的・感覚的過ぎる嫌いがあるので、そこに対する裏付けされる論理を求めた結果なんだと思う。多分。

6 Comments

Comments are closed.