All posts tagged “劣等感

弱みという強み

自分の弱点や短所を正しく認識出来ていることはむしろ強みであると思うので、面接では必ずそういったネガな点を根掘り葉掘り聞くことにしています。ここで誤魔化さず吐露できる人は意外に少ない。強みや優位性は正直あまりみんな大差ないのでさらっと流します。

わかりやすい強みや優位性と違って、弱みや短所といった人としてガタガタな部分こそが、むしろチームにガチッとハマると替えのきかない武器になることも多い。これは弱点に限らず劣等感や過去の辛い体験なども同じで、その人固有の物語は誰にも変えられない強みになる。だから面接では根掘り葉掘り聞く。

人生や仕事において小さくても大事にしてること、自分の認識してる自分の弱み・劣等感、どんな時でも他者に対して優しくあれるかどうか、これだけは面接で必ず聞いてる気がする。優しい人とだけ働きたい。優しくして欲しい…。… READ MORE

ちんちんの話

「ここにいない誰か」「ここでない何処か」と、自分たちを比べたりするから、負けた気がする。劣ってる気がする。逆に見下したりする。大事なものは「ここにある」ことを知り、それだけを見つめたらいいんだと思う。それはきっと、「ほどほどを知る」ということなんだな。もちろんいい意味でね。

ちんちんの大きさの話じゃないよ。

僕がこんなきれいごとみたいなことを言い続けるのは、劣等感まみれな自分自身が、頻繁に人と比較して落ち込んだりするからなんです。自分に言い聞かせるためにつぶやいてる様なところがある。ちんちんの話じゃないよ。

僕の友人は根っこを縛る器具を通販で買って、それでちゃんと大きくなったと喜んでたよ。真偽のほどはわからないけど、ちょっと良いなと思ったよね。… READ MORE

軸をずらす

他者と自分を比較するから劣等感を持ってしまう。自分は人より劣っている、どうせ勝てっこ無い、負けて傷つくのが怖い、どうせ俺なんて…。それはやがて妬みなどに転換され、自他共に傷つけてしまうことになる。比較せずに生きるためにどうしたら良いか。それは「戦う軸をずらす」ということだと思う。

「戦う軸をずらす」とはどういうことか。例えば学校や会社で、試験の点数や売り上げだけを競っていても、上には上がいるしやがて疲れてしまう。だったらそこに評価のモノサシを置かず、いっそのこと軸をずらしちゃえばいい。ずらし先は何でもいいが、わざわざ比較する様なことじゃ無いものの方がいい。… READ MORE

心の穴

人が抱える劣等感や罪悪感や妬み憎しみ怒りなどを、僕は「心の中にある臭いを放つドロっとした液体の入った壺」だと今まで言ってきたが、二村ヒトシさんは著書の中でそれをシンプルに「心の穴」と定義していた。求める気持ちや人を傷つけてしまうネガティブな感情と共に、その人の魅力もその心の穴から湧き出てくる。

大事なのはその湧き出てくるネガティブな感情を自らふさいだり、他人に蓋を求めたり、コントロールしようとするのでは無く、自分で受け入れて、許してあげること。自分を承認できる人だけが、他人をも承認してあげられる。そしてその代替不可なドロ壺こそがその人固有の魅力となり、その人の物語になっていく。… READ MORE