CAMPFIRE、総額3億3000万円の第三者割当増資を実施。レンディング事業参入と人工知能(AI)の研究開発へ

日本最大のクラウドファンディング・プラットフォーム「CAMPFIRE」を運営する株式会社CAMPFIRE(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:家入一真)は、D4V1号投資事業有限責任組合、GMOインターネット株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、East Ventures、株式会社iSGSインベストメントワークス、株式会社サンエイト インベストメント、株式会社セプテーニ・ホールディングス、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社フリークアウト・ホールディングス、個人投資家 谷家衛氏ほか2名を引受先とした第三者割当増資を実施し、総額3億3000万円の資金調達を実施致しました。

また、今回の資金調達に伴い、ライフネット生命、ISAK、お金のデザインなどを立ち上げた谷家衛氏を取締役会長に、株式会社フリークアウト・ホールディングス代表取締役の佐藤裕介氏を社外取締役に、株式会社富士山マガジンサービスCTOの神谷アントニオ氏を社外取締役に、データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤーの原田博植氏を執行役員CIOに迎え、新体制へ移行する事を決定致しましたのでご報告申し上げます。

CAMPFIREはこれまで、購入型クラウドファンディングを運営して参りました。
しかし、私たちの目指す「資金集めを民主化し、お金の偏在をなくす」ことの本質を考えると、貸付型や投資型といった多様な資金集めの手段を提供すべきとの結論に至り、この度の資金調達を機に、2017年中を目処に、金融領域におけるクラウドファンディングとしてソーシャルレンディングへの進出を検討することとなりました。

今後は第ニ種金融商品取引業登録を目指し、谷家衛氏を取締役会長に任命、さらに金融領域経験者及びコンプライアンス担当者の採用を実施して参ります。
また、AI(人工知能)を活用した与信審査モデルやデータ分析などの研究開発に着手致します。

現在、フィンテックと呼ばれる領域において、購入型クラウドファンディング市場に加え急速に拡大しているのが、ソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)市場です。
世界におけるクラウドファンディング市場は2015年度で約3.5兆円と推定され、貸付型の占める割合は7割近くまで成長しております。国内のクラウドファンディング市場は2016年には約480億円となり、そのうちの8割を占める貸付型は、今後数千億円規模への拡大が見込まれます。
従来とは異なる方法で提供される、オルタナティブなレンディングやファンディング市場は、国内外問わず今後も伸びが期待でき、CAMPFIREの経験・実績、そして新しい技術を活かした、新しいプラットフォームを実現して参ります。

フィンテックの本質とは、テクノロジーでお金の偏りを無くし、なめらかにすることだと私たちは考えます。
お金を、社会を、もっとなめらかにし、誰しもが声をあげられる世の中、そして誰しもに「居場所と出番」がある世界を作って参ります。

プレスリリース