家入キャンプ

家入選挙キャンプは24時間誰かしらふらっとやってきて、お手伝いしてくれたり談笑したりソファで寝てたりと、かなりの自由空間だったな。あの時、あそこは間違いなく、みんなの居場所のひとつになっていた。あんな空間をまた作りたい。リバ邸のリビングもそんな感じではあるけど。

家入選挙キャンプが「居場所」になり得た理由。「集まれる場所」と「承認される場所」の二要件を満たしてたからなのかも知れないね。来さえすれば、小さくても何かしらの役割を求められ、その役割に参加することで承認され、それが社会との小さな結び目になる。そんな優しい居場所になってたのだと思う

「居場所」はお互いにみんなやさしくないと実現できない。悪口を言ったり、足を引っ張ったり、必要以上に干渉したり、自分と違う人をのけ者にしたりするのでは無く。お前もお前もオッケー、だからおれもオッケー。会社でも学校でもシェアハウスでもなじみのバーでも居心地の良い場所は居場所になる。

選挙キャンプではボランティアとして。学校では学生として。シェアハウスでは住人として。なじみのバーではお客さんとして。求められる役割はそれぞれ違えど、ひとつひとつが社会との小さな結び目になっていく。そんな逃げ場、居場所が足りないと思い、会社やカフェ、リバ邸を日本中に作ってます。

今までのLivertyや駆け込み寺リバ邸に加え、今回の選挙キャンプの様な居場所、ご年配の方と若い子をつなぐ居場所、第3の学校的な居場所、など、選挙が終わった今いろいろと計画中だけど、その中でも「居場所をつくる人をつくる学校」なんてものをやりたいなあとか漠然と考えているよ。