0と1のグラデーション

弱さと強さ、厳しさと優しさ、不真面目さと真面目さ、エロさと紳士さ、なんて、一見正反対に見えるものは実は併せ持つことが出来る。その両極の振り幅がそのまま人間の幅、表現の幅になる。どちらかに振り切れたら片方にもまた振り切れる。そして振り幅はでかければでかいほど面白い。世の中0か1かで物事を判断しがちだけど、大切なことは0と1の間にグラデーションで存在するんだと思うな。人はそれを矛盾と呼んだりもするが、そもそも人生なんて矛盾だらけだ。