リスクをとらないことがリスク

やってみないとわからない事なんて世の中にはたくさんある。前のめりで突っ込みすぎて、でんぐり返った結果、ドブにはまるか、まっすぐ猛スピードで転がるかなんて、頭でどれだけ考えてもわからない笑。必要以上の想像力が、手かせ足かせになってしまう。頭でっかちになるな、転がり続けろ。

必要以上に僕らは「危険は避けろ」と安全神話を今でも信じる大人に言われ続けたんだね。だから動く前に想像が先に立ってしまう。危険を避けるのでは無く、危険があると認識して歩んだ上で、その危険と対峙した時にどう振る舞うかを考えたらいい。そもそも生きてるだけでリスクは存在するんだからさ。

生きてるだけでリスクは存在する。だったら、むしろリスクをとって危険を楽しんだ方が面白い。石橋叩いて渡ったところで、いきなり橋が壊れて死んじゃうことだってあるんだからさ笑。明日生きてる保証なんてどこにも無い。

「風呂ですべって金玉カチ割って死ぬ様な運の悪い人間もいるのに、俺はまだのうのうと生きている」なんて言った坂本龍馬は、31歳で殺されちゃった。

高度経済成長期なら、リスクをとらずにただただ波に乗ってれば良かったかもしれない。終身雇用も昇級も昇進も見込めない、不景気、震災だってある、そんな不安定な世の中では、リスクをとらないことこそが最大のリスクになり得る。そこを認識して戦えるかどうかの違いはおいおい出てくると思うよ。