日本各地に広がりつつあるリバ邸。六本木リバ邸からはBASEを代表として様々なビジネスや自己表現が生まれつつあるんだけど、その拡大版として起業村的なものを本格的に地方に移住して実験したいと思い始めている。遅くとも年内には。村株式会社構想。

「起業」というとおおごとの様に捉えられるかもしれないけど、文字通り「生業を起こす」と考えれば、例えば農業でも小説家でも旅人でも陶芸家でも先生でも何でも「起業」なんだよね。それぞれがやれる事・やるべき事で食って生きていく。そんな一人一人の可能性を模索出来る場所を作りたい。

起業”村”なんて言うと農業をイメージされるかもしれないけど、例えばネットで何らかのビジネスを起こして、外貨を稼ぐ様な村があってもいい。その稼いだ外貨やスキルの交換で、米や野菜を近隣の農家さんから譲ってもらえば、食に困る事は無い。もちろん農業をやりたい子はやればいい。

ネットで外貨を稼ぐ村、すなわち、村まるごと株式会社。笑。村民で1万円ずつ出し合えば、1000人集まれば資本金1000万円の村株式会社が出来てしまう。会社が存続する限り、その会社の利益を株主＝村民に配当し続ければいい。そんな仕組みづくりの実験を地方でやってみたい。

今の様に反復横飛びの様に地方と東京を行き来して実験する事も出来るだろうけど、それじゃあまりにも説得力に欠ける。なので移住地を選ぶために、今は地方を飛び回ってたりする。そんな金にならないことを、なんて起業家仲間からはよく言われるけど、ゆくゆく証明されるんじゃないかな…と信じて笑

そんな訳で年内にはそんな実験を始めてみたいと思っているので、出来た暁にはみんな移住してくればいい笑。もしくは住民票だけでも。こんな事言ってるから宗教的だと言われるのかな。まあいいんだけど、さ。