汚れた雑巾

みんな多かれ少なかれコンプレックスって抱えてると思うんだけど、僕もかなりあって。列挙しきれないんだけど、最終学歴大検だし、画家目指したけど駄目だったし、勤め人もまともに出来なかったし、小さい頃貧乏だったし(でも親のおかげでつらくは無かった)、対人恐怖症の影響か今でもあまり人の目を見て話せないし、顔でかいし、背低いし、天パだし、首短いから少しでも長く見せるようにVネックばかり着てるし、エトセトラエトセトラ…
と、まあ、卑屈の総合商社の様なもんです。思い返せば起業して突っ走ってきたのも、”何か”に対して見返してやりたい、親や家族、地元の友人に見栄を張りたいって要素もかなり影響している気もする。ぶっちゃけてエゴですね。すいません本当に。
んで、じゃあ起業して上場してコンプレックスが払拭出来たかっていうと、不思議な事に全く出来ないんだなこれが。むしろ自分の駄目な所を次から次へと採掘し続けてる。例えて言うなら汚れた雑巾で床を拭き続けてる感じ?違うかな…
うちの大ボスの熊谷さんの、起業する前の手帳を見せてもらった事があります。もう十数年も前のリフィルなので色も褪せていてテープでツギハギしてるくらいボロボロな代物なんだけど、そこには「こういう自分になりたい」というリストがびっしり書いてあって。で、上から順に全部目を通して見たんだけど、なんとびっくりするくらい、そこに書いてあった「なりたい自分」は今の熊谷さんなのでした。失礼かもしれないけど、ああ、この人もコンプレックスの人だったんだな、と妙に親近感を感じたのを今でも覚えています。もちろん、それを克服する為にすごくストイックに努力し続けたんだろうし、それは普通の人には中々出来ない事なんだと思う。
という訳で、もちろん立ち位置とかやる事とか変わって行くのかもしれないし変わらないのかもしれないけど、僕は僕のコンプレックスの為に(もちろんそれだけじゃないけど)走り続けるしかないんだなあ、と思う次第であります。汚れた雑巾握りしめて。
なんか臭いな(雑巾だけに)